Pelvic Bench (ペルビック・ベンチ)
Gonstead Chiropractic (ガンステッド・カイロプラクティック)というテクニックで使用される"Pelvic Bench"と言われるテーブルです。
主にPelvis(骨盤)と腰椎をアジャストメントするために使用するのでPelvic Benchと呼ばれています。
枕はすぐにわかると思いますが、その下に引かれていて両側にある四角いマットはなんですか?と聞かれました。
アメリカでは、患者さんは通常絨毯が引かれた部屋で土足のままベンチに横になってアジャストメントを受けます。ですので、マットは靴についた泥や砂よけの役割を果たします。
このため、患者さんが横になる際に、枕側のマットは半分に折って枕の下に挟み込まれます。(日本人には思いつかない発想ですよね。)
日本では靴を脱いで部屋に上がってもらうのでこのマットが飾りになっています。
その下の体重計はなぜ2つあるのか?
アジャストメント実施前後で、左右の足をそれぞれ乗せて体重を計るために使用します。
アジャストメント後は重心バランスが中心に戻るので、最初は数kgあった左右の体重差が1kg以内に収まったり、逆に反対側の足が少し重くなったりします。
意識をしていないところで、体が自然にバランスを取り直したことを確認できる簡単な方法です。 (ただし、計る時は自分で体重計の目盛りは見ないようにし、別の人に見てもらうようにしてください。)
0コメント