痛風にカイロプラクティック⁉︎
Palmer College of Chiropractic の第9学期、学内の外来患者さん用(Out Patient)クリニックにいた頃、当時同じクラスの生徒だったインターンから、痛風で足の親指の付け根が痛いからアジャストメントをして欲しいと言われたことがありました。
Gonstead Chiropractic (ガンステッド・カイロプラクティック) ではどのように対応するのか?
添付した写真は、Troxell Intern Program(トロキセル・インターン・プログラム)時代に受けたミニセミナーの資料です。
痛風を英語では"Gout"と言います。
足の親指の付け根付近が痛くなるのが典型的な症状です。
足関節の問題だと思ってアジャストメントを行うと、余計に悪化させる場合がありますので注意が必要です。
- 血液中の尿酸値が高くなるのは、副腎ホルモンのバランスに問題。第10胸椎(T10)-第2腰椎(L2)を中心にチェックする。
- 神経痛については第1腰椎(L1)、第2腰椎(L2)を確認。
- 第5腰椎(L5)も一般的。
- 足のつま先をアジャストメントしてはいけない。
- 赤身の肉やお酒、乳製品、大豆製品、卵を控える。
- チェリージュースを飲む。
- たくさん水分補給。
5番については最近別の情報もあります。
以下のリンクによると、今までお酒を控えていた方には朗報でしょうか⁉︎
6番のチェリージュースについては、痛風の関節痛を軽減したり、尿酸値を下げる効果も報告されているようです。
また、チェリージュースに含まれるメラトニンが、不眠症にも効果的という記事もありました。
チェリージュースは甘く味をつけていない(Tart Cherry Juice)ものを1日2回ほど飲むといいようです。ですが、日本ではあまり売っていないようですね。しかも、高い...(+_+)
ところで、冒頭ご紹介した自分がアジャストメントした友人は?というと、
2日間連続で第12胸椎(T12)をアジャストメントしました。もちろん、チェリージュースも買ってすぐに飲んだそうです。全然美味しくないと言ってましたが...(笑)
面白かったのは、自分が日本人だからだと思いますが、「また昨日の”富士アジャストメント”を頼むよ!」と冗談交じりで言っていたことでした。
アジャストメントの効果か、チェリージュースの効果かは分かりませんが、2日目は少し足の痛みが軽くなったそうです。(^_^;)
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