"Text Neck" : テキストネック
「テキストネック」 - スマホ使いすぎ症候群!? -
テキストネックとは?
常に頭を前に倒した姿勢が影響します。頭の重心が体の中心から傾くと、首や頸椎(首の骨)に余計な負荷がかかるために起こります。
どういう影響があるのか?
平均的な頭の重さは、4.5kg~6kgです。頭を前に傾けた姿勢になると、傾いた重さを支えるため、首に重さが加わります。頭の重心が前に移動するに従い、より首にかかる負荷が増えます。
イメージでは、首の角度により 5kg→10kg→18kg→28kg と首にかかる重さが増えています。
例えば、ボーリングのボールを持って肘を直角に曲げ、前腕をまっすぐ垂直に上に向けた状態を想像してください。そこから、少しずつ腕を前に傾けていってみてください。腕がふるえ、すぐにボールを支えることができなくなると思います。
どれだけ悪いのか?
多くの人が、1日に2~4時間スマートフォンを利用しています。背中と肩を丸めてパソコンに向かっている時間は除いています。前かがみでのパソコン利用時間は、さらに首や肩への負荷となります。
よくある症状は?
- 首の痛み
- 頚椎神経の圧迫
- めまい
- 肩の痛み
- 首や肩の張り
- 頸椎ヘルニア
- 慢性の頭痛
- ストレートネック
どうすればいいのか?
- テキストやスタンプでチャットするのではなく電話する。
- スマホなどの電子機器の使用時間を制限する。
- 良い姿勢を保つ。
- 定期的にストレッチを行う。
- スマホを目の高さに持ってくる。
- カイロプラクティックのアジャストメントを受ける。
(イメージでは3番が抜けているため番号がずれています。)
テキストするより電話したほうが早い時はよくあります。電車の中ではスマホを使わない、などの使用時間の制限が現実的でしょうか...(^_^;)
いつも横になるのは難しいですが、仰向けの状態で使用する方が、首にかかる負担は少なくなります。
以下のリンクもご参照ください。
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