首から肩や頭への違和感、枕が高くないと眠れない。- 横浜市青葉区
2〜3ヶ月間続く首から肩や頭にかけての違和感。
痛い訳ではないにもかかわらず、引っ張られるような感覚。枕を高くして寝ないと眠れず、息を吸う際にも首に違和感を感じるということでした。
横浜市青葉区の40代の方です。
首の可動域(ROM: Range of Motion)では、左に倒すことが制限されていました。また、首を上に向けたり、左に倒す、回すことにより肩甲骨の間の左側が引っ張られるような感覚。
触診では、第5胸椎(T5)と第7頚椎(C7)に痛みがあり、スコープ検査と完全に一致しました。
肩甲骨の内側と首をつなぐ肩甲挙筋(Levetor Scapla)、背骨と肩甲骨をつなぐ菱形筋(Rhomboid)の左側にも張りがありました。
アジャストメントは、第5胸椎(T5:PLS)と第7頚椎(C7:PRI-L)に対して実施。実施後、首から背中にかけて左側が引っ張られるような感覚がなくなり、首も左側に倒せるようになりました。
3日後、確認のため再度来ていただきましたが、約3ヶ月間続いた症状はなくなっていました。
朝起きた時の寝違えなどは、首の動きに制限が出たり、片方に首を動かすと痛みが出る場合がほとんどです。時間の経過とともに痛みが強くなる時や、痛みが引かない時は、早めの対応が有効です。
首に痛みがあるので、首の問題と捉えられてしまいますが、多くは肩甲骨の間の背中に問題があります。
ここからは、少し専門的になります。特に胸椎は、首の動きに制約がある方に椎間板が開いている場合がよくあります。X線写真での確認と合わせて、きっちりとトルクを効かせたアジャストメントを行い、開いた椎間板を閉じる点が重要です。
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