尾骨/尾てい骨の痛み - 世田谷区代沢

月曜日の朝、起きた時に尾骨/尾てい骨に違和感を感じていたそうです。


仕事中に徐々に痛みが強くなり、座ることができないほどの痛みに...


夕方、当オフィスに来た時には歩くのも困難で、通常であれば用賀駅から2分ほどの距離も、やっとの思いでゆっくり歩いて到着した状態でした。


上体を前に倒したり、しゃがもうとするだけでも痛みが走り、うつ伏せになるのも一苦労という痛みの強さで、軽く触れただけでもあまりの痛さのために涙を流してしまうほどでした。


特に強く尾骨/尾てい骨をぶつけたわけでもなく、X線写真でも異常はありませんでした。前日までは問題なかったため、本人も何が原因で急に痛くなったのか見当もつかない状態でした。

上のイメージは、アメリカ留学中に受けた Dr. Roger Kasperbauer のケース・スタディ(Case Study)ミニセミナーの資料からです。(手書きのメモ部分は気にしないでください...(^_^;))


”Nearly all coccyx pain is from the ASIN"


「ほぼすべての尾骨/尾てい骨の痛みは、ASINからである。」


骨盤のASINというリスティング(Listing) を簡単に説明すると、上の写真の矢印で示したように、腸骨が前方-上方(Anterior Superior)かつ内側(Internal Rotation)に変位している状態です。


今回の方も、左側の腸骨の動きが悪くなっていました。アジャストメントは、左側の腸骨(ASIN)1箇所のみです。その後は、しばらく部屋の中を歩き続けていただきました。


次第に普通の速さで歩くことができるようになり、痛みが軽くなったため1〜2日様子を見ていただくこととしました。


月曜日の夜は、座るのと横になるのは尾骨/尾てい骨の痛みが酷かったそうですが、翌日は仕事をしていると徐々に痛みが楽になったそうです。


アジャストメントから2日目の水曜日には、「尾骨/尾てい骨の痛みがほとんどなくなりました。」というメッセージをいただきました。


余談ですが、尾骨/尾てい骨(coccyx)のアジャストメントを行う場合もあります。あきらかにお尻から転ぶなどの原因があり、X線写真でズレが確認できた場合に行います。留学中に教わった内容だと、アジャストメントのチャンスは1回しかないということです。というのも、尾骨/尾てい骨のアジャストメントだけは、かなりの痛みを伴うからで、患者さんが2回目は許してくれないからだそうです...(>_<)


なぜ、英語で"coccyx"というのかについては、以下のリンク先を参考にしてください。


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