骨盤の歪みは治るのか?
「骨盤が歪んでますよ」と言われてギクッとしたことありませんか?
まず、骨盤が全く歪んでないという方はいませんのでご安心ください。歪みの程度にもよりますが、それぞれ自分の歪みとうまく付き合っていけているのかとういう点が重要です。
骨盤は、どう歪むのか?前傾?後傾?
残念ながらそんなに単純ではありません。ここで詳細を説明することは難しいので省略しますが、骨盤を構成する仙骨と左右の腸骨の位置関係により、多様な状態をとります。
骨盤が歪んでいても調子のいい状態とは?
1つは歩いている時の骨盤の動き方にあります。
上の写真のように8の字を横に倒した時の輪が、左右対象になるようなお尻の振り方ができていると、左右の骨盤が適度にバランス良く動いていると言えます。(あまりじっくり見すぎて捕まらないようにご注意ください。)
歩き方に注意すると治せるか?
残念ながら、骨盤の動きに制約がある場合は歩き方を注意してもなかなか左右対象の動きにはなりません。骨盤の歪みを少なくするようにアジャストメントを行い、左右の腸骨と真ん中の仙骨がスムーズに動くようになると、自然と歩き方も綺麗になります。骨盤がしっかり動くようになってから歩き方に注意すると、さらに◎です。歩くことは骨盤と身体の柱をなす背骨のバランスを取るために必須です。カイロプラクティックを受けた後は、必ずしばらく歩いてもらうようにお願いしています。
Gonstead Chiropracticでは、骨盤が体の土台であり、上体の体重を左右の足に均等に伝える重要な役割を担っていると考えています。したがって、骨盤の歪みの状態をmm単位で非常に詳細に分析します。レントゲン分析も重要な要素の1つです。また、骨盤は自律神経のうちの副交感神経をコントロールする重要な部分でもあります。骨盤を構成する腸骨や仙骨などの形も人それぞれに異なり、仙腸関節も小さな可動域ですが複雑な動き方をします。
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