なぜレントゲンが必要なのか?
紹介状を渡して、わざわざ別に時間と費用をかけてもらい、それでも全身のレントゲンを撮影してもらうのには理由があります。(お子様や妊娠の可能性がある方は除きます。)
- 事前に整形外科の医師の視点から、脊柱や骨盤、股関節まで診てもらい異常がないか確認すること
- すべり症(写真右上)、分離症(写真右中)、圧迫骨折(写真右下)などカイロプラクティックでは触ってはいけない脊椎を明確に見つけること
- 次にレントゲンを撮った際に、前回と比較して変化を見えるようにすること
などです。
ただレントゲン分析をするためだけに撮っているのではないという点が重要です。
アメリカのカイロプラクティック・ドクターは全員膨大な時間をかけてRadiology(放射線学)を学び、国家試験をパスし、レントゲンを撮る資格があるにもかかわらず、実際のクリニックでは撮らない方もいます。これは残念なことだと思います。
見れば分かることを、見ずに対応するのは誰のためにもなりません。当オフィスでも、レントゲンを撮って初めて本人が自分の身体の問題点を認識された場合が多くあります。
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