Preceptorship (実地研修)
Palmer College of Chiropracticは、3学期制のトータル10学期で卒業となります。最短でも卒業までに3年4ヶ月かかります。
9学期までに規定の単位を取得し、大学院内の外来患者向けクリニックで決められたアジャストメントとレントゲン撮影の回数をクリアすれば、10学期目はPreceptorshipと言われる実地研修を選ぶことができます。
実地研修先は、自分で見つけてくる必要がありますが…
もちろん、学内の外来患者さん用クリニック(Out Patient Clinic)に残ることもできます。
自分は、シカゴ郊外のGenevaという町にあるDr. Ginsbergのクリニックで10学期目にお世話になりました。
Dr. Ginsbergも20年以上の経験を持つGonstead Chiropractorです。
多くの若手Associate Doctor(卒業直後の若手ドクターによくつけられる役職名です)を受け入れ、育てているドクターです。Preceptorshipで卒業前の生徒を受け入れるのは自分が初めてだと言われていました。
自分は主に新規の患者さんの検査およびレントゲン(X-Ray)撮影とその分析・説明、そして患者さんの再検査を担当していました。
オフィスでの時間外は、Dr. Ginsbergがわざわざ時間を取ってくれて、お互いにアジャストメントを行い、都度フィードバックをもらえるなど貴重な経験をさせてもらえました。
オフィスで、実際の患者さんを見ている中で出てくる質問などにも1つ1つ丁寧に答えてくれるので、持っていたメモ帳があっという間にメモで埋まり、何冊も必要になるほどでした。
その他にも、実際の患者さんからカイロプラクティックについての感想など生の声を聞けたのも大きな財産となっています。
添付した写真は、実地研修終了時にプレゼントしてもらったメッセージ入りの通称パープルブック(Textbook of Clinical Chiropractic)です。
この本は、Gonstead Chiropracticを専門とする方にとっては聖書のような本です。Dr. Ginsbergはこの本の共著者としても名前が載っています。
以下に、メッセージの内容も記載しておきます。
Hiro,
Best of luck to you in your Chiropractic career. You will be a great doctor. Keep learning.
Dr. G
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