脊柱のバランスをどうとるか?
写真の状態をどう見ますか?
歪んでいる。もしくは、うまくバランスが取れている。でしょうか…
人間の骨盤や背骨も同じことが当てはまります。足の長さや肩の高さ、左右の骨盤の位置を揃えるなど、歪みを一時的になくしたように見せることは可能ですが、実際には歪みはそんなに簡単にはなくなりません。
全身のレントゲンを撮ってみるとこれはすぐにわかります。
ですが、無理矢理まっすぐにする必要もありません。
脊柱全体で個々の動きが保たれ、なるべくスムースなカーブを維持することが大事です。
全体としてバランスを保った状態が、最も環境の変化に柔軟に対応できるからです。
実際には、全身のレントゲン分析から骨盤のアジャストメントを中心に、その上にある個々の脊柱のカーブを自然な状態に持っていくようにケアを行う必要があります。
これは、体になるべく無理がかからないように少しずつ変化を加えていくので、ジェンガのようにすぐには直せず時間のかかるプロセスになります。
"Don't play games with your spinal health."
脊柱をジェンガに見立てて「脊柱の健康状態で遊ばないように」という言い方は、いかにも英語らしいちょっと皮肉を込めたような表現ですが、しっかりメンテナンス・ケアをしましょうという意図を込めたカイロプラクティックの宣伝になっています。
ところで、世界最速のウサインボルトも、脊柱側弯症を持っていることはご存知でしたか?
脊柱側弯症については、以下リンク先の記事も参考にしてください。
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