1行メモの意味
2012年2月27日(月)にアイオワ州デモインにあるDr. Mike LaBountyのオフィスを見学した時のメモに以下のような一文がありました。
Dizziness = Romberg's Test, close eyes, left sway → ASL
ロンベルグ試験は神経学のテストで、目を開いているときはまっすぐ立てる人が、目を閉じた途端によろめいて倒れそうになるかどうかを確認します。
これにより、視覚以外の三半規管(前庭神経)や関節の位置関係を認識する固有受容性(proprioception)に問題がないかを確認するものです。
Dr. Mikeは、めまいの症状がある方にこのテストを行い、目を閉じた時に体が左に揺れたため、第1頚椎の左側(C1 ASL)のアジャストメントを行い対応していたというものです。
先日、偶然このケースと同じ方がオフィスに来られ、ロンベルグ試験で目を閉じると体が左に揺れることを確認し、触診およびスコープによる確認でも第1頚椎(C1)の左側に問題があることが確認できました。
アジャストメントの実施後はめまいの症状が出ることはなくなったということでした。Dr. Mikeのメモは、この方に対応した後に思い出し見つけました。
添付したビデオシリーズは、自分がPalmer College of Chiropractic在学中に試験対策で何度も見ていたビデオです。
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