Base Posterior Sacrum
過去に受けたセミナーのノートを整理するために投稿します。
(自分のブログをノート代わりに使っていると言われそうですが、たまには専門的な内容もポストしようと思います。(^_^;))
”Base Posterior Sacrum”は日本語にすると「仙骨底の後方遷移」となるのでしょうか...
- 側面からのX-Ray(X線写真)で腰椎と仙骨(Sacrum)の間で確認できます。
- 第五腰椎(L5)の椎間板の後方が広くなる、もしくは平行となります。
- 第五腰椎(L5)の椎弓は影響ありません。
- 第四腰椎(L4)の椎間板は、第五腰椎の椎間板を補完するため前方に広くなります。
実際のX-Ray(X線写真)で確認すると上の写真のようになります。
見やすくなるように緑の線を入れてみました。
非常に微妙な違いであることがお分かりいただけると思います。
この状態を触診で判断するのはかなり難しいです。
いかにX-Ray(X線写真)でクロスチェックすることが重要かも納得できるのではないでしょうか?
この場合は、仙骨(Sacrum)のアジャストメントを行います。
仙骨底(S1 Sacral Base)にコンタクトし、後方に開いた第五腰椎の椎間板を閉じるようにリフトアップする必要があります。
もちろん、仙骨の回旋(Rotation)がある場合は、回旋の方向によりコンタクトする位置も第一仙椎(S1)の右か左にずらします。
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