インターン・プログラム - インターン活動編
学生向け無料ワークショップ
毎週水曜日、金曜日の午後8時~10時に行っていました。試験期間中を除き毎週です。主に、練習のために来た学生の練習相手になったり、テクニック、スコープ検査、触診、X線写真分析などについて教えるのが役割です。試験直前になると、試験対策のために勉強しにくる学生もいました。
インターン練習会
毎週水曜日の午後6時~8時に行っていました。午後8時からのワークショップ開始前に、Dr. Josh Lawlorの監督下でインターンだけが集まってお互いにアジャストメントを行います。大学院のカリキュラムで本格的にアジャストメントを始めるのは、3年目の7学期目途中からです。ここでは、2年目から実際にアジャストメントを行うことができ、かつドクターから直接指導してもらえるため、この毎週2時間はとても貴重な時間でした。最初は全然うまくアジャストメントができず、かなり悩んだのを覚えています。
時間があるときは、Dr. Josh Lawlorからケース・スタディなどの講義もありました。また、Dr. Diotteも近いのでよく練習会にボランティアで教えに来てくれていました。長年の経験を持ち、フィールドで活躍するドクターから実際に教えてもらうのは、学校での授業と違いとても刺激になります。
インターン候補生へのメンター(教育係)
これは、以前「受験編」で説明したインターン候補生のメンターを担当するものです。学期ごとにインターン希望者が応募してくるので、メンターとしてそれぞれ候補者にアサインされます。学期末のインターン試験(実技・学科)に合格できるレベルまで徹底的に教え込むことが役割となります。インターン候補生も通常のワークショップの時間帯に来るため、一般の学生を教えるメンバーと役割分担をしながら対応します。
インターン候補生の勧誘活動
Palmer College of Chiropracticで行われるセミナーなどの際にブースを出店し、Troxell Intern Programの活動について説明します。Gonstead Chiropractic (ガンステッド・カイロプラクティック) に興味を持っていたり、クラブ活動などに興味を持っている学生にワークショップや日曜日クラスに来てもらうことが目的です。
日曜クラスの講師
平日夜のワークショップとは別に、日曜日の午後にも有料のクラスを行います。この講師はインターンが担当します。このトピックについては、以下の記事を参照してください。
セミナーのセットアップ、セットダウン
GMI (Gonstead Methodology Institute) が主催する年5回のセミナーの裏方を担当します。このトピックについては、以下の記事を参照してください。
ミニセミナーの開催
これは、インターン・プログラムが主催する形式の土曜日の午前中半日を利用したセミナーです。こちらについても、以下リンク先の記事を参照してください。
クリニックでのシャドウイング
自分がインターンを目指した大きな理由でもあります。シャドウイング(Shadowing)とは、ドクターのオフィスで患者さんを診ている様子を観察することです。患者さんの姿勢を安定させるために肩や足を抑えてサポートする場合もあります。その他には、新規患者さんの問診や身長、体重、血圧、脈拍、呼吸数、握力などの基礎検査とノートへの記録、スコープ検査の実施、X線写真撮影時のポジショニングなども行います。
もちろん、患者さんがインターンはお断りという場合は、その時だけ退出します。が、ほとんど退出したという記憶がありません。患者さんもドクターがインターンを教育していることを理解されていたので、多くの方は気軽に話しかけてくれたり、まったくインターンの存在がないかのように振舞っていました。
1日に1人のインターンだけなので、インターン全員でシフトを組み1学期の間に3-4回シャドウイングできるようにしていました。Dr. Josh Lawlorのシャドウイングとは別に、当時はDr. Pam Troxellのクリニックでもシャドウイングをすることができました。Dr. Pam Troxellは、故Dr. Troxellの奥さんです。大学院のあったアイオワ州ダベンポートから車で約50分(65km)
離れたクリントン(Clinton)という小さな町にクリニックがありました。Dr. Pamのところには、本当に様々な症状をもった方が来ていたので、難しい症例の患者さんをたくさん見ることができました。
すべてのインターンに対して、実際の患者さんを診ているところをシャドウイングさせるというのは、簡単なことではないと思います。それでも、インターンの教育のために多くの時間を共有していただき、患者さんとのコミュニケーション、X線写真の見方や考え、実際のアジャストメントを目の前で見せていただいたことは非常に貴重な経験となりました。
また、それぞれのドクターは、お願いをすればいつでも無償でアジャストメントをしてくれました。実際にドクターからアジャストメントをしてもらい、自分の体の感覚として体験できること、そして体調の管理も行っていただけるというのは、大きなアドバンテージだったと思います。
”Pursue with passion all your dreams."
「インターン・プログラム - 受験編」については、以下リンク先の記事を参照してください。
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