インターン・プログラム - セミナー編
GMI (Gonstead Methodology Institute) では年5回のセミナーが行われています。
セミナーは、土曜日の終日と日曜日午前中の2日間を使って行われます。
金曜日の夜は、前泊でセミナー会場に来たドクターのためにドクターセッションという約2時間程度の短いセッションも行われます。セミナー会場の準備後にこのセッションに参加できるのも、インターンとしての特典でした。
- サービカルチェア(Cervical Chair)
- ニーチェスト(Knee Chest)
- ペルビックベンチ(Pelvic Bench)
- 四肢関節テクニック(Extremities)
- X線写真分析(X-Ray)
- ケース・マネジメント(Case Management)
- 触診・スコープ検査(Palpation/Instrumentation)
以上のリストの内、最初の4つのトピックについては、毎年必ず行われます。
どのセミナーもメイン会場ではメイントピックについてセミナーが行われます。これとは別に小さな会場では、10名前後のドクター向けセッションが個別に行われています。
セミナー会場は、実施時期により以下の2か所を使い分けます。
- Gonstead Clinic of Chiropractic (Mt. Horeb, Wisconsin)
- Lawlor Family Chiropractic (Parkview, Iowa)
もう一箇所は、以前にもご紹介したDr. Josh Lawlorのクリニックです。下の写真がその様子ですが、これだけの人数を収容してレクチャーを行うスペースがあることが驚きです。
インターンはこのセミナーすべてに無料で参加できます。その代わり多くのサポートを行います。
事前準備として、セミナー参加者用に配布するテキストのファイリング。レクチャーで使用する骨の模型なども一式詰め込みます。
セミナー会場に到着次第、すべての搬入作業を行い、セミナー会場の掃除から椅子を並べたり、プロジェクターの準備等あらゆるセットアップをすべて行います。
当日は各セミナーのビデオ撮影、学生に教えたり練習相手になるなどのサポート、自分たちの練習、勉強など臨機応変に対応します。
特にGonstead Clinic of Chiropracticで行われるセミナーの場合は、会場が昔のクリニックのままなので、時代をタイムスリップしたような不思議な感覚を味わったのが印象的でした。
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