インターン・プログラム - ミニセミナー編
ミニセミナーはインターンが中心となって企画します。
どのようなトピックでミニセミナーを開催するかにより、どのドクターに講師をお願いするかを決めます。土曜日の午前中が基本的にミニセミナーの時間帯です。その他のクラス日程とGMIセミナーや大学院の試験日程などと競合しないように1学期間(約4ヶ月間)に複数回ミニセミナーの日程を組みます。
ミニセミナーは約3時間のセミナーですが、遠くから来てもらうドクターもいます。講師を引き受けていただくドクターは皆さんボランティアでセミナーを行ってくれます。ミニセミナー費用は20ドルと格安なので、学生でも気軽に参加できるのがメリットです。毎回およそ20人前後の学生が集まって開催されます。この収益はインターンの活動費用として活用されていました。
最初の写真は、自分が初めて参加したミニセミナーの様子です。トピックは、ニーチェスト(Knee Chest)でした。ミニセミナーの講師は、セミナーがとても分かりやすく人気の Dr. Roger Kasperbauserです。Dr. Rogerはアイオワ州のデモイン(Des Moines)という、車で300kmほど離れた場所にもかかわらず、早朝からわざわざ学生向けセミナーのために来てくれました。
2枚目の写真は、Troxell Intern Programの創設者である故Dr. Troxellの奥さんのDr. Pamによる、サービカルチェア(Cervical Chair)の様子です。Dr. Pamからは、テクニックやケース・マネジメントといったトピックだけではなく、女性インターン向けのミニセミナーを行っていただいた時もありました。(このミニセミナーには残念ながら参加できませんでした…(^_^;))
自分がセミナーに参加するようになったのは、大学院入学後の2年目からです。1年目は授業についていくのがやっとで、とてもそれ以外の時間セミナーに出ている余裕がありませんでした。また、解剖学や神経学などの基礎知識もなかったため、1年目は知識の習得に集中するため、敢えてセミナーには出ないようにしていた面もあります。
2年目以降は、基礎的な医学知識も身につき、インターン候補生 (Prospective Intern) としての活動も開始していたので、積極的にミニセミナーにも参加するようにしました。セミナーでドクターが説明する内容が理解できるようになり、3時間という時間があっという間に感じられ、非常に密度の濃い内容を学べて楽しかったのを覚えています。
その他のインターン活動内容については、以下のリンク先を参照してください。
0コメント