SASIN - 骨盤と足の長さ
今回の内容は、Gonstead Chiropractic(ガンステッド・カイロプラクティック)に特化した専門的な内容です。
このSASINというリスティングについては、Gonstead SeminarもGMI(Gonstead Methodology Institute)でも教えられていないと思います。ですが、Troxell Intern Programでは基本として教え込まれます。
【ASIN】
- 腸骨が仙骨に対して変位します。
- 立った状態では、ASIN側の足が長くなります。
- うつ伏せの状態でも、ASIN側の足が長くなります。
【SASIN】
- 仙骨が腸骨に対して変位します。
- 立った状態では、ASIN側の足が長くなります。
- うつ伏せの状態では、ASIN側の足が短くなります。
- これは、ASIN側の仙骨が後方に回旋(Posterior Rotation)しているためです。
※参考:左側SASINの場合
AS (Anterior Superior) : 腸骨(厳密には寛骨)の上方かつ前方への変位
IN (Internal Rotation) : 腸骨(厳密には寛骨)の内側への回旋
P-L (Left Posterior Sacrum) : 仙骨左側の後方への回旋
【Adjustment : アジャストメント】
後方に回旋したASIN側の仙骨をアジャストメントします。
※うつ伏せの状態で短くなっていたASIN側の足の長さが、長い方の足の長さに「近づく/同じになる/長くなる」ことにより確認を行います。
逆のパターンですが、PIEXの腸骨(寛骨)と仙骨の回旋(Rotation)に関する記事へのリンクです。
0コメント