Webster's Techniqueについての補足
「Webster's Technique(ウェブスター・テクニック)は、的確で専門的なカイロプラクティック分析とアジャストメントにより、神経の流れを整え、骨盤周りの筋肉や靭帯のバランスを促します。これにより、子宮にかかるねじれや子宮内の圧迫を減らし、胎児が出産に備えて最適な位置に動けるようにします。」
Dr. Larry Websterにより確立されたテクニックです。
Dr. Larry Websterは国際小児カイロプラクティック協会 (ICPA :International Chiropractic Pediatric Assosation) の創設者でもあります。
この方法は、お腹の中の赤ん坊が34週目までに頭位(vertex position)という、頭を下にした状態にない場合に行われます。
具体的な流れについては、前回投稿した記事を参考にしてください。
アジャストメント方法は、リンク先の動画ではGonstead Technique(ガンステッド・テクニック)によりおこなわれていますが、その他 Diversified(ディバーシファイド), Thompson Drop(トンプソンドロップ), Activator(アクティベーター), SOTでも行います。大事な点は、仙骨のSubluxation(サブラクセーション)を確実に取り除くということです。
トンプソン・テクニックのドロップテーブルを利用する際は、ドロップの設定を軽めに設定することが推奨されています。
その他にも、赤ちゃんが正しい位置に動かない原因として、
- 双子(Twins)、三つ子(Triplets)、など
- 羊水過小症(Oligohydramnios)
- 前置胎盤(Placenta Previa)
- 短いへその緒(Short umbilical cord)
- その他子宮の異常(Uterine anomalies)
なども考慮する必要があります。
Webster' Technique(ウェブスター・テクニック)は、自然な胎内の環境を整えるので、お母さんにも赤ちゃんにも優しいという点が、1番の特徴だと思います。
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