Every Effect Has A Cause
There is a vast difference between treating effects and adjusting the cause.
-D. D. Palmer
「表面上の症状に対応するのと、原因を見つけてアジャストメントを行うのとでは大きな違いがあります。」
すべての効果や結果には原因があるのと同様に、痛みやしびれといった症状にも必ず原因があります。
痛みなどの症状を薬で抑えるといったん楽になるので治ったように思いますが、その間にも体の免疫力などにより治癒力が働いています。
痛みの質により何が痛みを起こしているのか推測がつく場合もあります。
チクチクとかピリピリ針で刺されるような痛みの場合は、神経からくる痛み。この場合、痛みが指先などに伝わっていくこともあります。
焼けるような痛みや引っ張られるような感覚の場合は筋肉の痛み。
ドクドク、ズキズキするような痛みは血管の痛み。
というような場合です。
痛みの質により、その痛みの原因がどこからきていて、脊柱や骨盤からくる各神経とどう関連しているのかを紐解いていくと、大体の問題箇所が推測できる場合があるからです。
さらにカイロプラクティックでは、スコープ検査により炎症性の微妙な温度変化を脊柱に沿って読み取ることにより、最初の推測に裏付けを与えていきます。
加えて、触診による痛みなどの違和感と脊椎の動きの悪い箇所を見極めながら、あらゆる細かい情報を総合して原因(Cause)にできるだけ近づくようにします。
最終的な回復はアジャストメントを受けた方の治癒力に委ねるため、自分は何もできませんが、アジャストメントを受ける方の症状を悪化から回復に方向転換し、回復のスピードアップをお手伝いすることが重要な役割だと認識しています。
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