小胸筋

大胸筋の下に隠れています。


肩の関節に近い鎖骨の下側で、肩関節の少し内側あたりの筋肉がくぼんだ位置を押してみてください。もし、ここに痛みを感じるようであれば、小胸筋の張りが強い可能性があります。


小胸筋は、肋骨の3-5番目から肩甲骨の烏口突起につながっています。


肩甲骨を安定させる働きがあります。肩甲骨を下方および前方にひきつけ、肋骨の背中側に密着させています。


内側胸筋神経(Medial Pectoral Nerve: C8, T1)によりコントロールされます。


先日、肩が痛いという方で、この小胸筋に強い張りがあり、肩の動きに伴う痛みとなっていました。第1胸椎(T1)のアジャストメントも行いましたが、自宅でのストレッチもできますので合わせてご紹介します。


まずは下の写真のように、壁を利用して行う方法です。体を壁よりも前に持っていき、腕全体が後ろに引っ張られるようにしてください。できれば腕を徐々に伸ばし、斜め45度になるぐらいの角度まで上に持っていくとより効果的です。


もう一つの方法は、壁とテニスボールなどのボールを利用する方法です。ゴルフボールでもできますが、かなり痛くなります。(>_<)


肩関節の内側かつ鎖骨外側の少し下の部分で、筋肉がくぼんだ位置にボールを合わせ壁に自分の体重を乗せるようにします。少し体を前後左右に動かしながらマッサージするのも効果的です。痛みが強い場合は無理をしないようにしてください。(画像が粗くてすいません。)

最後は、別の人にストレッチを行ってもらう場合です。


壁を使った時同様に腕を斜め45度ぐらいの角度にあげます。


ベットの上では、肩関節がベッドの端から少し出る位置に寝るようにします。


ゆっくりと腕をベッドの水平面から下に押し下げます。この時、反対側の手で小胸筋を肩から胸の内側下方(お腹側)に向かって軽く押し込むようにすると、より効果的にストレッチできます。痛みが強い場合は、無理をしないようにゆっくりと繰り返しながら徐々にストレッチを行ってください。


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Horikawa Chiropractic

Gonstead Chiropractor (ガンステッド・カイロプラクター) 米国Doctor of Chiropractic (D.C.) English Available

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