首が痛い、寝違えた⁉︎ - 東京都狛江市
朝起きてしばらくすると首に違和感が…
首を右に回すと首の根元から背中上部に痛みがあり、背中の真ん中に向かって鈍い痛みが集中している感覚。
首を左に倒すと、右側の肩の筋肉が張り、右側に引っ張られるような痛み。
さらに、首を軽く右に回しながら後ろに外らせると、右肩から肘にかけて感覚がなくなり、軽く痺れるような感覚があり、右腕の力が入らなくなる。
寝違えた時によく起きる症状です。
首が痛いと言われるので、頚椎が問題と考えたくなりますが、多くの場合は上部胸椎(Upper Thoracic)に問題があります。今回は第2胸椎(T2)でした。
第2胸椎の位置については、この記事の後半にレントゲン画像を添付していますので参考にしてください。実際の位置を見ると、首が痛いと言われるのも納得がいくと思います。
第2胸椎(T2)のアジャストメント後は、少し首を回すのが楽になった程度でしたが、1日、2日と経過すると次第に痛みがなくなりました。
実は、今回のケースはゴールデンウィーク中に体験した自分のケースです。
いつもアジャストメントを受けに来る方から痛みの表現を色々聞きますが、やはり自分で体験するとよく分かりますね。(^_^;)
また、首から肩の痛みについての症例については、以下リンク先の記事も参考にしてください。
ところで、Gonstead Chiropractic (ガンステッド・カイロプラクティック) では、Full Spine X-Ray (全脊柱X線画像) を使用します。特に正面(AP)から撮影したものは、1回で全身撮影するため脊柱の正確なカウントが可能になります。
では、どこからカウントを開始するか?
第1胸椎(T1)から始めます。
上の写真では、"T1"の表示の横にある脊椎が両手をバンザイしたような腕を伸ばしていて、そのまま肋骨(1st Rib)がつながっています。この第1胸椎(T1)から上に頚椎、下に胸椎、腰椎をカウントしていきます。
人により1つ多かったり少なかったりする脊椎の方がいるので、正確に脊椎をカウントすることがレントゲン分析最初の重要な手順です。
脊椎の数については、以下リンク先の記事も参考にしてください。
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